夜の街を歩く太郎とユウレイ。ふと、ユウレイが太郎を見て、 「風邪、ひかないでね」 と言って、ちょっと心配そうに微笑む。 「うん、だいじょうぶ」 腕を組んで背中を丸めた太郎は、寒くてふるえながら小さい声で答えた。 太郎のちょっと後をスス―とついて…
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