雪の降るしずかな夜だった。 太郎はベッドに入ったまま、パッチリと目を開けていた。 なぜか今夜にかぎって、ぜんぜん眠れない。頭もすっきりとしている。 さっきからずっとそうだが、部屋の小さな電球が眼について離れない。 おかげでうっすらとだが、部屋…
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